大学受験を見守る日記

2018年受験終了で4月から二年生になります

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部活について 朝イチを見て感じたこと

昨日のNHKの朝イチ、部活が週休二日になることの是非についてやっていました。

強制力はないので必ず週休二日になるわけでもないようでしたが、賛成ばかりではないのですね。当事者の親が反対していることもあるんですね。部活の休みが増えるとゲームの時間が増えるだけだから反対なんだとか。

それには司会の方も部活の規制反対じゃなくてゲームを規制すればいいのでは、などと呟いていました。

部活を否定する気はないのですが、私も部活はやっていなかったし多分夫も部活やっていなかったと思うのです。部活の話聞いたことがないので。

息子も中高と部活には入っていませんでした。

息子の場合、部活なんか入ったらピアノ練習する時間が取れないと言うのが理由でした。その当時は音大も視野に入れていたので練習時間の確保は重要でした。

 

番組を見ていて驚いたのですが公立中学で原則部活は必ず入らなければならないところがあるんですね。もしそんな学校が息子の中学だったらと思うとぞっとします。

ピアノに限らず部活以外のことに費やす時間を全く認めてもらえないってあっていいのでしょうか?

しかも選んで行く私立ではなく住んでいるところで決まる公立中学でそんな乱暴なことするなんて!

 

忍耐力だとか仲間との絆だとか、部活でしか得られないと考える人が多いのには驚きました。

冒頭の部活がないとゲームばかりしているって、ゲームを我慢する忍耐力ゼロじゃないですか。

部活が内申に関係あるとかないとか、地域によっても違うのでしょうがそう言う話を聞くと公立中学って本当ダメダメな気がしてきました。

息子の学校では部活の加点はなかったのですが、成績のつけかたの学校格差や学校内での不透明さは常々不満でした。

でも内申点のハンディを背負ってもうちの場合希望の高校へ合格できたのでまあいいのですがそうでない場合もあったわけです。

どちらかと言うと中学受験には否定的な私なのですが、こう言う話を聞くと公立中学に行かせたくないと考える保護者の気持ちもわかります。

私の叔父は夫婦で公立中学の教師をしていたのですが、娘二人とも中学受験させて私立へ入れていました。

その当時母と公立中学に入れたくないって思う何かがきっとあるんだね、と話したことがあります。

 

部活はやりたい生徒にとっては良いと思うけれど入らない自由もあっていいと思うのです。その上で先生に無料奉仕させっぱなしな今の制度って無理があると思います。

中高と帰宅部だった息子ですが忍耐力はとてもあると思います。

大学受験も忍耐力だけで乗り切ったんじゃないかと思うぐらいです。

 

私の中学時代、ある部活内でしょっちゅうもめていましたね。誰かがターゲットになっていじめたり・・・順番にそのターゲットが変わって行くんですよね。外から見ていてなんでやめないんだろうと思いました。でもそれも絆なんでしょうか。今でもその部活仲間で会ったりして交流しているんでしょうかね。私が当事者だったら二度と会いたくないと思うんですけど。

 

何が言いたいかって言うと、私は部活って素晴らしいからやるものだって言うのは幻想だと思っています、はい。

 

ついでに部活とは関係ないけれど、友人が多ければ多いほどいいって言うのも幻想だと思っています。

 

忍耐力や友情は部活でも養えると思うけれど、部活以外でも養えると思います。