日大の会見と前日の選手の会見の違いについて
もうあまりに有名な事件でスポーツに全く興味のない私でも目が釘付けになった昨日と今日の二つの記者会見、監督の指示があったかなかったかの点で両者の言っていることが違っています。
どちらの言い分を信じるかと言うと多分マスコミも一般の人々も選手の言い分を信じているようです。
私も選手は嘘をついていないと感じました。
どうしてそう感じるか理由がわかりました。
選手の方は記者からの質問に対して淡々と答えていましたね。
聞かれた質問に的確な答えをしていました。(はぐらかさず)
それに対して今日のコーチや監督の態度は違いました。記者からの直球の質問に、くどくどと質問とは関係のない説明(言い訳とも言う?)をしたり、記者から質問を変えて同じことを聞かれた時に言い淀んだりしていました。
これは私の感想なのですが、嘘をついている人はどこかで受け答えに矛盾が出てこないか心配で即答ができないのではないかと思いました。
だから特にコーチの受け答えがはっきりしていなかったのではないでしょうか。
指示はしていないと言うコーチに記者が尋ねます。
では昨日の選手が嘘をついていると言うことですか?
それに対してそう思いますとは言わないんですよね・・・
一旦嘘をつくとどこかでほころびが出てくることをたいていの大人は判っています。
しかもコーチと監督、二人の話も合わせなければならないのだから大変だったでしょう。
自分にとって都合が悪い時ちょっと嘘をついて誤魔化したくなりますが、こうもありありとバレるものなのかとくだらない嘘はつくまいとつくづく思った会見でした。
( 監督と書きましたが、元監督ですね。訂正します。
それにしてもあの司会者最悪でした。)
嘘もつき通せば本当になると思っている人多すぎ。何処かの国の首相とか・・・
部活について 朝イチを見て感じたこと
昨日のNHKの朝イチ、部活が週休二日になることの是非についてやっていました。
強制力はないので必ず週休二日になるわけでもないようでしたが、賛成ばかりではないのですね。当事者の親が反対していることもあるんですね。部活の休みが増えるとゲームの時間が増えるだけだから反対なんだとか。
それには司会の方も部活の規制反対じゃなくてゲームを規制すればいいのでは、などと呟いていました。
部活を否定する気はないのですが、私も部活はやっていなかったし多分夫も部活やっていなかったと思うのです。部活の話聞いたことがないので。
息子も中高と部活には入っていませんでした。
息子の場合、部活なんか入ったらピアノ練習する時間が取れないと言うのが理由でした。その当時は音大も視野に入れていたので練習時間の確保は重要でした。
番組を見ていて驚いたのですが公立中学で原則部活は必ず入らなければならないところがあるんですね。もしそんな学校が息子の中学だったらと思うとぞっとします。
ピアノに限らず部活以外のことに費やす時間を全く認めてもらえないってあっていいのでしょうか?
しかも選んで行く私立ではなく住んでいるところで決まる公立中学でそんな乱暴なことするなんて!
忍耐力だとか仲間との絆だとか、部活でしか得られないと考える人が多いのには驚きました。
冒頭の部活がないとゲームばかりしているって、ゲームを我慢する忍耐力ゼロじゃないですか。
部活が内申に関係あるとかないとか、地域によっても違うのでしょうがそう言う話を聞くと公立中学って本当ダメダメな気がしてきました。
息子の学校では部活の加点はなかったのですが、成績のつけかたの学校格差や学校内での不透明さは常々不満でした。
でも内申点のハンディを背負ってもうちの場合希望の高校へ合格できたのでまあいいのですがそうでない場合もあったわけです。
どちらかと言うと中学受験には否定的な私なのですが、こう言う話を聞くと公立中学に行かせたくないと考える保護者の気持ちもわかります。
私の叔父は夫婦で公立中学の教師をしていたのですが、娘二人とも中学受験させて私立へ入れていました。
その当時母と公立中学に入れたくないって思う何かがきっとあるんだね、と話したことがあります。
部活はやりたい生徒にとっては良いと思うけれど入らない自由もあっていいと思うのです。その上で先生に無料奉仕させっぱなしな今の制度って無理があると思います。
中高と帰宅部だった息子ですが忍耐力はとてもあると思います。
大学受験も忍耐力だけで乗り切ったんじゃないかと思うぐらいです。
私の中学時代、ある部活内でしょっちゅうもめていましたね。誰かがターゲットになっていじめたり・・・順番にそのターゲットが変わって行くんですよね。外から見ていてなんでやめないんだろうと思いました。でもそれも絆なんでしょうか。今でもその部活仲間で会ったりして交流しているんでしょうかね。私が当事者だったら二度と会いたくないと思うんですけど。
何が言いたいかって言うと、私は部活って素晴らしいからやるものだって言うのは幻想だと思っています、はい。
ついでに部活とは関係ないけれど、友人が多ければ多いほどいいって言うのも幻想だと思っています。
忍耐力や友情は部活でも養えると思うけれど、部活以外でも養えると思います。
大学受験を終えて感じたこと
世の中にはそんなに必死に勉強しなくても東大に受かるようなお子さんもいます。
いわゆる地頭が良いっていうやつですね。
うちの息子はそういうタイプではなかったです。
国立で京都大学のようなところは受験科目が多くとても現役では太刀打ちできないと判断し、私立を第一希望と決め頑張りました。
3科目というと科目数の負担は少ないようですが、ちょっとしたミスや苦手な科目があると命取りになるのでそれぞれ向き不向きがあると私は感じました。
息子の場合国語という苦手科目がありましたが決して嫌いではありませんでした。
古文や漢文は苦手ではなかったですし、読書も割としていました。
国語は平均を目指し、世界史と英語で高得点を狙うと言う戦術だったわけです。
多分割と早めに私立に絞ったので世界史に十分な時間を割けたのはよかったと思います。一問一答はかなり回したようでボロボロになりました。
国立では必要な倫理政経などにも手を出さなかったのでその分世界史に使えました。
本当に基本的なことなのですが、覚えることを徹底してやりました。
英語は暇さえあれば単語帳を開いていました。
塾で出された宿題、この場合の宿題は一問一答をこれだけ覚えてくるとか単語をここまで覚えてくるとかそういった類ですが、を全てこなしていたようです。
これは受験が終わって挨拶に行った時に先生から教えてもらいました。
言われたことを全部やる生徒はなかなかいないそうです。
息子が受験で一応の成果を上げられたのは地道な努力の一言に尽きるのです。
予備校で何か特別な受験テクニックを教えてもらえば受かるような気がしますが、そんなものはないと思うのです。地味な作業をずっと続けられるか途中で嫌になってしまうか、そこがポイントなのではないでしょうか。
あと子供の感想としては、大学によって傾向が違うので自分にとって問題が合うか合わないかも合否を分けると言っていました。
公立高校出身が少ない
大学が始まりサークルの説明会や新歓、同じ学部の人とも少しずつ話をするようになっているようです。
初対面の自己紹介で割と出身高校を名乗るらしいのです。
息子が言うには男女別中高一貫私立から来ている人がとても多いそうです。
通っているのは付属のある私立大学な訳ですが当然付属から来ている人は多いはず。
付属から来た人とはまだ一人しか会っていないらしいです。付属出身は付属出身のグループができているんでしょうか?全くわかりません。
息子が公立高校出身というと珍しがられるそうで、先輩の話だとクラスに数人しかいないくらい少ないそうです。
確かに同じ高校出身の友達以外で知り合った新入生で唯一公立出身だったのは九州から来た男の子くらいです。
その彼曰く、地元では国公立志望がほとんどで早慶目指す人はほとんどいないそうです。彼は自分は3教科に絞った方がうまくいくと気づいたレアケースらしいです。
そして付属からの存在や私立中高一貫からの存在の多さに驚き、地元にいたら一生知らなかった世界を知れてよかったと言っていたそうです。
また息子と同じ都道府県の私立高校出身の男子学生は公立トップ高校に失敗して私立に通ったわけですが、その公立高校に進んだ中学の同級生の大勢が浪人決定で自分は私立でよかったと言っていたそうです。
進学校公立あるあるで多分3年まで行事があったり、学校の方針でとにかく国公立(難関)を目指させる方針なのでしょう。
その結果現役では届かず・・・みたいな。
話を聞いていると中高一貫はやはり勉強させるみたいですね。うちは公立で来たことに後悔はないし、中学受験は考えたこともなかったのですがそういう話を聞くと公立高校の教育システムに疑問を抱いてしまいます。
そもそも高校受験の時の内申システムなんとかならないのか・・・って話がそれていきます。
これだけ合格者を絞っている現実があるとこれからますます大学付属の魅力が増すことでしょう。
大学付属っていいと思うのですが、落とし穴もあるようです。
中学受験で入学した学生は受験で英語を使っていないのですね。高校受験もないし大学受験の英語も経験しないわけです。それが結構難しい英語の一般試験をくぐり抜けて来た学生と一緒の授業を受けるって大変だと思います。
公立高校出身が少ないという事実に驚き、出身高校を割という機会があるということに驚く母でした。
大学生活始まりました
2ヶ月前の不安な時期は何処へやら、で入学式も終わり連日なんらかのガイダンスに出かけています。
我が家は2月の後半には進路が決まったのですが同じ高校には国立後期で進路が決まった人もいるようで、引越しを伴うと本当にバタバタで大変だと思います。
息子も地方から来て一人暮らしを始めたばかりの新入生と話をして、通学が遠いとはいえ恵まれていることを実感したようです。
息子はツイッターなどしていないので入学前からつながるという世界を知りません。
入学前の交流会の類にも出ていませんし、多分存在も知らなかったのではないかと思います。
マイペース型なので一人でも平気なタイプではありますが、同じ高校出身の友達に偶然あってキャンパス内を探検したりしたようで私は少しほっとしました。
サークルですが、ピアノを活かせるサークルをいくつか周り入るつもりのようです。
この時期連日新歓があるようで予定を入れたりしています。
一つに絞らずいくつか参加して合いそうなところに決めればいいのではないかと話しています。また先輩からもそう勧められたそうです。
特に飲酒に関しては本人の拒絶反応が強く、飲み会がないと明言しているサークルが気になるようです。(食事会や飲酒をしない打ち上げはある)
飲酒の強要は一切ないとわざわざ断るあたりそういう団体もあるということでしょう。
大学からもかなりしつこく未成年の飲酒について注意喚起されています。
一体いつから授業が始まるのか・・?
履修希望しても抽選で漏れることもあるらしく教科書を買うタイミングも難しいようです。
慣れるまでは大変だけど楽しく4年間過ごしてくれると嬉しいです。
そうそう、息子は文系学部ではありますが4年で卒業するのは75%って言われたそうです。
本当だとしたら恐ろしい・・・。4人に一人は留年?理系ならまだしも・・・。
早稲田の英検利用の結果について
以前早稲田の英検利用について書いていました。
倍率も低いし受ける価値はあるのかもという内容だったと思います。
もしかしたら来年この制度を利用するかどうか考えている方もいるかもしれないのでうちの場合の結果を書いておこうと思います。
文学部の一般と英検利用の両方を受験しました。と言っても試験は同じ日に一回受けるだけなので負担はありません。あるのは受験料が増えるだけです。
一般受験は3教科(英語、国語、地歴)で英検利用は2教科(国語、地歴)の合計点で合否が決まります。
我が家の場合、両方とも不合格でした。
結果を聞いた時の感想としては、だよね〜。
国語ができないというよりは多分国語もできなかったのだと思います。
お友達は文学部も文化構想も両方とも受かっていたのでやはりまぐれということはあまりないのかなと思いました。
早稲田は英検利用をした文学部を含めて3学部受けましたが2学部不合格、1学部は補欠不合格が確定し全滅でした。
どこも一歩及ばずだと思うのですがもしかしたら全然足りてなかったのかもしれません。得点開示をしてみようと子供と話しているので惜しかったのか全然だったのかはじきわかるはずです。
結局英検利用は受けただけ無駄だったような気がします。
英検利用で受かる人は一般でも受かるのでは?