大学受験を終えて感じたこと
世の中にはそんなに必死に勉強しなくても東大に受かるようなお子さんもいます。
いわゆる地頭が良いっていうやつですね。
うちの息子はそういうタイプではなかったです。
国立で京都大学のようなところは受験科目が多くとても現役では太刀打ちできないと判断し、私立を第一希望と決め頑張りました。
3科目というと科目数の負担は少ないようですが、ちょっとしたミスや苦手な科目があると命取りになるのでそれぞれ向き不向きがあると私は感じました。
息子の場合国語という苦手科目がありましたが決して嫌いではありませんでした。
古文や漢文は苦手ではなかったですし、読書も割としていました。
国語は平均を目指し、世界史と英語で高得点を狙うと言う戦術だったわけです。
多分割と早めに私立に絞ったので世界史に十分な時間を割けたのはよかったと思います。一問一答はかなり回したようでボロボロになりました。
国立では必要な倫理政経などにも手を出さなかったのでその分世界史に使えました。
本当に基本的なことなのですが、覚えることを徹底してやりました。
英語は暇さえあれば単語帳を開いていました。
塾で出された宿題、この場合の宿題は一問一答をこれだけ覚えてくるとか単語をここまで覚えてくるとかそういった類ですが、を全てこなしていたようです。
これは受験が終わって挨拶に行った時に先生から教えてもらいました。
言われたことを全部やる生徒はなかなかいないそうです。
息子が受験で一応の成果を上げられたのは地道な努力の一言に尽きるのです。
予備校で何か特別な受験テクニックを教えてもらえば受かるような気がしますが、そんなものはないと思うのです。地味な作業をずっと続けられるか途中で嫌になってしまうか、そこがポイントなのではないでしょうか。
あと子供の感想としては、大学によって傾向が違うので自分にとって問題が合うか合わないかも合否を分けると言っていました。